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| 日本生理人類学会第82回大会のご案内 | 2021 年10⽉29 ⽇(金)・30日(⼟)・31 ⽇(⽇) |
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| 大会長 | 佐藤香苗(東都大学) |
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ごあいさつ | 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、昨年の第81回大会に引き続き、第82回大会もオンライン開催とさせていただくことになりました。大会テーマは「新しい栄養学研究への挑戦:基礎と実践科学の環(わ)」としました。生理人類学は私たちのQOL(Quality of Life)の向上に直接かかわる科学です。日々進歩を続ける栄養学研究の成果を国民一人ひとりのQOLの向上につなげるために、本大会を人間生活の場における栄養実践の科学的探究・発展の機会にできればと考えております。 私たちの「食」は、自然の気候風土や社会的環境によって形成されるため、地域的あるいは民族的・文化的特徴をも有し、ヒトの生理の進化にも影響していると考えられます。そこで、特別講演では、京都大学前総長・総合地球環境学研究所の山極壽一所長に、食の革命がもたらした人類の社会進化について、コロナ後の社会を見据えてご講演いただくとともに、教育講演では、東京大学総合研究博物館の米田穣教授にヒトの食生活の時代変化について、古人骨の同位体分析による食性復元を中心にご講演いただきます(座長:北海道大学/総合地球環境学研究所 山内太郎教授)。 また、現代を生きる人類のさらなる理解のために、「エネルギー代謝」に関するシンポジウムも企画しました。エネルギー代謝を基礎から再考し、未解明な点が多い小児や認知症高齢者の1日の摂取エネルギー必要量推定の視座から、安静時代謝量測定のコツを含め実践につながる研究成果をご紹介します。また、基礎代謝量と耐寒反応などの話題を提供し、エネルギー代謝の多様性と健康・適応能について議論したいと思います。もう一つのシンポジウムは、「コロナ社会からポストコロナ社会への適応」と題して、研究部会(http://jspa.net/section)の論客がそれぞれの専門性からニューノーマルな世の中のありようについて提言を行います。 大会実行委員は、会員の皆様の日頃の研究成果のご発表と有意義な討論の場を提供すべく、企画・準備に専心しております。ぜひ、多くの皆様にご参加・ご発表いただきますよう、心からお願い申し上げます。 | |||
更新情報 | [2020/5/21] 大会サイトを開設、第1報を掲載しました。 [2020/6/15] 登録方法など、第2報を掲載しました。 [2020/7/27] 大会スケジュールについて、第3報を掲載しました。 [2020/10/4] 参加登録期間を延長しました。 [2020/10/11] 第4報 大会プログラム(抜粋)を掲載しました | |||
会期 | 2021年 10 ⽉29⽇(金)・30日(土)・31 ⽇(⽇) | |||
開催形式 | WEB(オンライン)による開催 | |||
スケジュール | 【大会プログラム(抜粋)はこちら】 10月29日(金) 第2回日本生理人類学会フロンティアミーティング FM1 13:00~14:30 光と生体リズム研究部会×体温調節研究部会 「光の非視覚的作用および褐色脂肪活性に関する研究紹介」 FM2 14:45~16:15 「時代を越えて常識を変える:一流科学者×若手研究者 交流促進シンポジウム」 FM3 16:30~18:00 「第35回若手研究者講演会:みんなで考える栄養学と生理人類学」 ※若手の会HPをご確認ください。
詳細はプログラムをご覧ください。
2日目・3日目に参加せず、フロンティアミーティングにのみご参加の方はこちらからご登録ください。
10月30日(土) 日本生理人類学会第82回大会 8:30~ 受付開始(Zoom開始) 8:50~9:00 開会 9:00~10:00 口演セッション1 10:10~12:00 シンポジウム1「エネルギー代謝の多様性と適応能」 座長:前田 享史(九州大学) シンポジスト 田中 茂穂(女子栄養大学)「エネルギー代謝の総論」 中江 悟司(大阪大学)「小児の推定エネルギー必要量ならびに安静時代謝量」 佐藤 香苗(東都大学)「認知症高齢者の推定エネルギー必要量ならびに安静時代謝量」 前田 享史(九州大学)「基礎代謝量と耐寒反応」 12:00~13:00 昼休み 13:00~14:00 教育講演 「ヒトの食生活をめぐる最近の話題」 米田 穣 先生(東京大学総合研究博物館 教授) 座長:山内 太郎(北海道大学/総合地球環境学研究所) 14:10~15:50 ポスターセッション1 フラッシュトーク(14:10~14:40)Zoomにて実施 自由討論(14:45~15:50)Slackにて実施 16:00~16:50 口演セッション2 17:00~ 学会各賞授賞式、第83回大会案内
10月31日(日) 日本生理人類学会第82回大会 9:00~ 受付開始(Zoom開始) 9:20~10:20 口演セッション3 10:30~12:00 特別講演 「食の革命がもたらした人類の社会進化-コロナ後の社会を考える」 山極 壽一 先生(総合地球環境学研究所 所長) 座長:山内 太郎(北海道大学/総合地球環境学研究所) ※山極先生は、前京都大学総長で日本学術会議第24期会長も務められました。 12:00~13:00 昼休み 13:00~14:20 シンポジウム2(研究部会企画) 「コロナ社会からポストコロナ社会への適応」 座長:福岡 義之(同志社大学) 睡眠研究部会:北村 真吾(国立精神・神経医療研究センター) 「行動制限下で顕在化した社会的な時間制約による睡眠・リズムへの影響」 Wood human relation研究部会:仲村 匡司(京都大学) 「人+木=休?(ひとときのやすらぎ?)」 健康栄養科学研究部会:香川 雅春(女子栄養大学栄養科学研究所) 「新型コロナウィルスは『食』をどう変えたか」 ゲノム研究部会:安河内 彦輝(三重大学) 「ゲノムから評価するコロナ禍における生活習慣病発症リスク」 14:30~16:10 ポスターセッション2 フラッシュトーク(14:30~15:00)Zoomにて実施 自由討論(15:05~16:10)Slackにて実施 16:20~17:20 口演セッション4 17:20~ 閉会 | |||
申込日程・方法 | 【参加・演題登録、演題概要提出】 期間:2021年6月17日(木)~9月17日(金) →受付を締め切りました。 参加・演題登録の方法: 1.参加登録フォームにアクセス 2.必要事項を入力 ※オンライン開催の方法・発表要領はこちらをご参照ください。 3.確認メールが届きます。 ※登録を行う前に、必ず大会参加費を納入頂きますようお願い申し上げます。 ※筆頭演者は正会員・学生会員に限られます。申し込みの前に会員登録をお済ませください。会員登録はこちらをご覧ください。 ※登録の際、会員番号の入力が必要です。 演題概要の作成: 図・表、写真(カラー可)が必要な場合は本文中に割り付けてください。ただし、容量は抄録全体で2MBまでとします。 概要送付先: jspa82@@jspa.net (@をひとつに)宛にWordとPDFファイルそれぞれを送付してください。 メールの件名は「概要【発表者名】日本生理人類学会第82回大会」として下さい。 ※概要集(PDFファイル)のダウンロードの方法は、準備が出来次第、参加登録者様にご連絡いたします(冊子体は配付いたしません)。 | |||
参加費 | 【参加費】 大会に参加される方は、演題発表の有無にかかわらず一律です。 正会員3,000円 非会員4,000円 学生(正会員)無料 学生(非会員)1,000円 ※博士課程大学院生(正会員)の参加費は無料です。
【振込先(口座番号等)】 ゆうちょ銀行 口座名称:一般社団法人 日本生理人類学会 シャ)ニホンセイリジンルイガッカイ 記号:11320 番号:05215711 ※他金融機関から振り込みの場合 店名(店番):一三八(138) 普通 0521571 | |||
発表者(学生)の特典 | 本大会において学生が発表した研究を本人が筆頭著者として和文誌に投稿される場合、掲載料を3割引といたします。学生会員(博士課程大学院生を含む)の皆様におかれましては奮って演題登録をいただくとともに和文誌への投稿をお願いいたします。詳細はメーリングリストでお知らせいたします。 本件の照会先:和文誌編集委員会 jjpa@@jspa.net(@をひとつにしてください) | |||
懇親会 | WEB(オンライン)による開催のため、ございません。 | |||
(問合せ先) | 日本生理人類学会第82回大会事務局 佐藤香苗(東都大学)・杉村留美子(酪農学園大学) E-mail: jspa82@@jspa.net(@をひとつにしてください) |