日本生理人類学会

以下の通り、2022年度第一回日本生理人類学会睡眠研究部会を2023年3月23日（木）にオンライン（Zoom）にて開催いたします。

特別講演の宮内哲先生は近年、約100年前の脳波研究草創期に活躍したベルガー、ルーミスという、ともすれば単なる歴史上の人物として扱われがちな研究者について、膨大な一次資料に基づき、一連の総説と書籍にまとめられております。研究者ならではの視点で当時の工夫や研究の意義、限界を精緻な筆致で描かれており、改めて学ぶところが多々ありました。今回はこれら歴史的な話から、先生ご自身のご専門であられる脳波・機能画像による睡眠・意識・視覚など最新のご研究まで、幅広な時間軸に沿った睡眠脳波研究にまつわる講演をご快諾いただきました。

一般講演では新進気鋭の先生方にご登壇いただきます。鈴木陽子先生には、覚醒後過同期という睡眠維持への寄与が考えられる現象についてお話しいただきます。岡部聡美先生には、睡眠中に好みの匂いを提示されると不快な夢見経験を惹起するという不思議な現象についてお話しいただきます。

参加費は無料となっておりますので、周囲の方をお誘いあわせの上、多数の方にご参加を頂けることをお待ちしております。

プログラム・発表概要はこちらです。

2022年度 第1回 日本生理人類学会 睡眠研究部会 開催概要

日時：2023年3月23日（木）14:00〜 16:00

形式：（Zoomによるオンライン開催）

参加費：無料

参加申込は3月22日17時までにこちらからお願いいたします。

参加法：お申込み内容を確認の上、折り返しオンライン配信用ZoomURLをメールでお送りいたします。

問い合わせ： jspa.sleep@gmail.com