人類学関連学会協議会合同シンポジウムのお知らせ

第11回人類学関連学会協議会合同シンポジウム

 

日時:2016年10月10日(月・祝)13:00〜15:30

場所:NSG学生総合プラザSTEP(新潟市)

   日本人類学会第70回大会と併催

主催:日本人類学会

 

テーマ 「生‐誕生」

森羅万象、生きとし生けるもの全てに誕生の瞬間がある。現在、地球上には多様な生物の種が存在するが、生命の起源から各生物の種の起源など数多くの始まりがあり、その多くは十分に解明されていない。中でも霊長類や人類の起源は長年我々を魅了してきた探求課題である。また、種の誕生とは別にそれぞれの個の誕生もある。現代の人類社会において子供の誕生は、家族にとってばかりではなく社会にとっても大きな出来事のひとつである。その瞬間から決して同じ道程が存在しない第一歩であり、誕生に関して我々は様々な文化的行動をとってきた。今回のシンポジウムでは、5つの学会(日本民俗学会・日本文化人類学会・日本生理人類学会・日本霊長類学会・日本人類学会)のそれぞれの視点から様々な誕生について考え、生を見つめ直す機会としたい。

 

 

13:00 開演

 挨拶(日本人類学会 会長 松浦秀治)

13:05

 趣旨説明 (日本人類学会第70回大会 大会長 奈良貴史)

13:10

 オランウータンの妊娠・出産・子育て

 日本霊長類学会 久世濃子(国立科学博物館/日本学術振興会) 

13:30

 先史時代人の妊娠・出産

 日本人類学会 五十嵐由里子(日本大学・松戸歯学部)

13:50

 誕生の場―産屋の民俗から―

 日本民俗学会 板橋春夫(新潟県立歴史博物館)

14:10 休憩

14:25

 人の誕生をめぐる科学の社会文化論

 日本文化人類学会 松尾瑞穂(国立民族学博物館)

14:45

 胎児と新生児の発達をリレーする生物時計

 日本生理人類学会 太田英伸(浅井病院精神科)

15:05

 総合討論

15:30 閉幕

 

                                              世話人

                                              奈良貴史(新潟福祉大学)

                                              石田貴文(東京大学)

ポスターはこちら
 
詳しくは
http://anthropology.jp/board/other/616.html
をご覧下さい