設立趣旨
人類はその進化の歴史の中で灼熱の砂漠、極寒のシベリアなど、さまざまな温度の環境に対して生理的、文化的、遺伝的手段により適応してきました。現在では、室内は空調により調温された「安全」「健康」「快適」な環境ですが、室外では寒波や熱波による厳しい気温にも曝されています。このように我々は常に寒さ暑さと共に暮らしています。体温調節に関する研究は生理人類学において主流をなす研究領域のひとつであり、人類の進化、環境適応、快適性、文化など広い視点から様々な研究がなされています。 体温調節研究部会では、現代人の体温調節機能の特徴は?生活環境や生活習慣によって体温調節機能はどうかわるの?働く人にとっての良い温度環境とは?など体温調節に関わる様々な事柄について、お互いに議論を深め交流を持つことを目的とします。
事務局
部会長:前田享史(九州大学)
E-mail: maeda@@design.kyushu-u.ac.jp
(@@をひとつにして下さい)
副部会長:若林斉(北海道大学)
幹事:本井碧(精華女子短期大学)