適応協関研究部会 – 過去の活動記録

活動内容

 

 

【適応協関研究部会・第12回研究セミナーのご案内 】
タイトル

International Research Seminar for Human Adaptation
身体適応に関する国際研究セミナー

日時

22017年3月14日(火) 14:00 – 16:00

場所

神戸大学発達科学部・中会議室C

神戸市灘区鶴甲3丁目11 TEL 078-881-1212(大代表), 803-7816(幹事・近藤徳彦)

講演者

1,講演

Dr Daniel Gagnon, Assistant Professor, Department of Pharmacology, Faculty of Medicine, University of Montreal, Canada
 Sauna Bathing for the preventing of cardiovascular disease
 心血管疾患予防のためのサウナ利用
 今回,サウナを利用した暑熱順化(暑さへの適応)が心血管疾患の予防に効果的であるという新たな知見を,体温調節分野の若手研究者であるGagnon博士に紹介していただきます.

2.研究発表
1)Dr Nicola Gerrett, JSPS Research Fellow, Kobe University
 Factors influencing ion reabsorption in human sweat glands
 ヒトにおける汗腺のイオン再吸収に影響を及ぼす要因

2)Dr Dai Okushima, Research Fellow, Kobe Design University
 High intensity interval training induces the greater magnitude of muscle  deoxygenation during ramp incremental exercise
 高強度インターバルトレーニングは筋の酸素化状態を改善する

3)Miss Ikumi Fukiishi, MSc Research Student, Kobe University
 The influence of mental stress on sweating response during rest and exercise
 メンタルストレスが安静および運動中の発汗反応に及ぼす影響

   
連絡先

部会長:古賀俊策(神戸芸術工科大学大学院) E-mail: s-koga@@kobe-du.ac.jp

幹 事:井上芳光(大阪国際大学人間科学部) E-mail: inoueyos@@hus.oiu.ac.jp

幹 事:近藤徳彦(神戸大学発達科学部)   E-mail: kondo@@kobe-u.ac.jp

※ @ を一つにして下さい。

 

過去の活動

 

 

 

【適応協関研究部会・第11回研究セミナーのご案内 】
タイトル

ヒトにおける運動時の発汗調節(イオンの再吸収)および代謝調節(クリティカルパワーと筋疲労)

日時

2016年7月4日(月)16:00 – 18:00

場所

神戸大学発達科学部・中会議室B

神戸市灘区鶴甲3丁目11 TEL 078-881-1212(大代表), 803-7816(幹事・近藤徳彦)

講演者

1. Dr. Nicola Gerrett(University of Worcester, UK, JSPS外国人特別研究員)
タイトル:The ion reabsorption of the sweat glands during rest and exercise
 汗の中には塩分などのイオンが含まれていますが,汗が皮膚表面に出てくるまでにそのイオンが汗腺で再吸収され,イオン濃度が低い汗が出てきます.安静にしていてかく汗と運動でかく汗では,汗腺でのこのイオンの再吸収がどのように異なるのか,外国人特別研究員として神戸大学で実施されている研究成果を紹介してもらいます.

 

 

2. Dr. Chidnok Weerapong (Narasuan University, Thailand)
タイトル:Fatigue during high-intensity exercise: Relationship to the critical power concept
 かなり強い負荷の運動を行うと筋で疲労が起こります.この疲労は筋での代謝過程と大きく関わっており,それを評価する方法としてクリティカル・パワーがあります.このパワーと筋の疲労に関する研究成果を紹介してもらいます.

 

   
連絡先

部会長:古賀俊策(神戸芸術工科大学大学院) E-mail: s-koga@@kobe-du.ac.jp

幹 事:井上芳光(大阪国際大学人間科学部) E-mail: inoueyos@@hus.oiu.ac.jp

幹 事:近藤徳彦(神戸大学発達科学部)   E-mail: kondo@@kobe-u.ac.jp

※ @ を一つにして下さい。

【適応協関研究部会・第10回研究セミナーのご案内 】
タイトル

ヒトにおける水分補給の戦略 -高温下と運動時-

日時

2014年3月14日(金)13:30 – 15:00

場所

神戸大学発達科学部・大会議室

神戸市灘区鶴甲3丁目11 TEL 078-881-1212(大代表), 803-7816(幹事・近藤徳彦)

講演者

Dr. Jason Kai Wei LEE

Group Head, Physiology, Defence Medical & Environmental Research Institute • DSO National Laboratories, Singapore

ウェブページ

概要

運動時の体温調節,特に高温環境下では水分補給が非常に重要です.
Jason Kai Wei LEE先生はその仕組みを検討している数少ない研究者であり,世界で注目されています.
今回,ヒトにおける水分補給の戦略−高温下と運動時−について,精力的な研究の一端を紹介頂きます.

連絡先

部会長:古賀俊策(神戸芸術工科大学大学院) E-mail: s-koga@@kobe-du.ac.jp

幹 事:井上芳光(大阪国際大学人間科学部) E-mail: inoueyos@@hus.oiu.ac.jp

幹 事:近藤徳彦(神戸大学発達科学部)   E-mail: kondo@@kobe-u.ac.jp

※ @ を一つにして下さい。

【適応協関研究部会の協賛・国際セミナーのお知らせ 】
タイトル

The integrated control of skeletal muscle bioenergetics at exercise

「ヒトの活動筋における酸素摂取動態・エネルギー代謝の統合的調節」

内容

 この度、Harry B Rossiter先生(米国カリフォルニア大学ロスアンジェルス校・呼吸生理学)、並びにGraham J Kemp先生(英国リバプール大学・磁気共鳴イメージ解析研究センター)をお迎えして、国際セミナーを開催します。

Rossiter先生は、運動耐容能が全身および末梢の酸素摂取動態に及ぼす効果について熱心に研究されています。運動時の呼吸・ガス交換応答の世界的研究者であったBrian J Whipp先生の愛弟子です。今回は、筋細胞ミトコンドリアから全身レベルに至るまでの運動時酸素摂取動態について発表して頂きます。

Kemp先生は、31P-磁気共鳴装置を用いて、ヒトの活動筋におけるエネルギー代謝を精力的に解析されています。今回は、運動時と回復時におけるクレアチン燐酸(PCr)の応答動態を中心にお話して頂きます。

本セミナーのポスターはこちら(1.1MB)

日時

2013年5月8日(水)午後3:30-5:30

場所

神戸大学発達科学部・大会議室(A棟2階)

アクセス情報 http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/1933
世話人

古賀俊策(神戸芸術工科大学・応用生理学研究室)

近藤徳彦(神戸大学発達科学部)

問合せ・参加申込

古賀 俊策 E-Mail: s-koga@@kobe-du.ac.jp 電話:078-794-2112

近藤 徳彦 E-Mail: kondo@@kobe-u.ac.jp 電話:078-803-7816

※@を一つにして下さい。

【適応協関研究部会の協賛行事神戸芸術工科大学・芸術工学研究所シンポジウムのお知らせ 】
タイトル 「ひとにやさしい温熱環境-人と環境とのインターフェース」
日時 11月8日(木)16:30~19:00

会場

神戸芸術工科大学・デザイン教育研究センター1225教室
アクセスはこちら

講演者と講演タイトル

Stephen S. Cheung[Brock University (Canada)教授,環境人間工学]

温熱生理学の基礎と応用

・近藤徳彦(神戸大学発達科学部教授,温熱生理学)

人の感覚(色・臭い)と温熱での生体反応

・堀川直幹(帝人ファイバー,衣服環境学)

生体計測と繊維特性をもとにした衣服設計

コーディネーター 古賀俊策(神戸芸術工科大学・芸術工学研究所長、教授)
参加費 無料
連絡先 部会長の古賀俊策(s-koga@@kobe-du.ac.jp ※@を一つにして下さい)までお願い致します。

 

【適応協関研究部会・講演会(第9回研究セミナー)】
講演 タイトル 「ヒトの体温調節特性-運動後の反応から-」(講演1) 「体温調節機構を解明する新しい環境試験室の構築-企業との連携を模索-」(講演2)
日時 (講演1)2010年11月22日(月)17:00~19:00 大会議室 (講演2)2010年11月24日(水)14:00~16:00 中会議室A
場所 神戸大学発達科学部・会議室  神戸市灘区鶴甲3丁目11 TEL 078-881-1212(大代表), 803-7816(幹事・近藤徳彦)
講演者 Dr. Glen, Kenny オタワ大学(カナダ)・教授 略歴:1987年オタワ大学健康科学部を卒業,1994年同大学でPhD(生理学)を取得後,同大学で教員に就任。専門は運動生理学・環境生理学で,科学雑誌に140以上の論文を発表されています。
概要 (講演1)ある運動を終了すると,運動後に血圧が運動前より低下する現象が起こる。これに伴い,自律神経活動がその影響を受け,運動後には体温維持に欠かせない発汗や皮膚血流が変化する。Kenny先生はその仕組みを検討している数少ない研究者であり,近年,身体からの熱の放散量をからだにセンサーをつけないで解析する方法を確立し,世界で注目されています。今回,運動後の体温調節機構について,精力的な研究の一端を紹介頂きます。

(講演2)からだの仕組みをみるためには,測定法が重要になってくる。特に,体温の研究では多くのセンサーを身体に付ける必要があったが,Kenny先生は身体からでる熱量を環境試験室により直接測る方法を改良し,体温調節の研究に利用しています。現在,世界で稼働しているものとして唯一の直接型熱量計で,多くの研究者が利用しています。今回,Kenny先生に,この試験室を概説して頂くとともに,日本の企業の方との交流で,日本での改良型試験室の作成について検討する予定です。

連絡先 本ページ末尾の事務局までどうぞ

 

【適応協関研究部会・講演会(第8回研究セミナー)】
ごあいさつ  人工環境の普及とアメニティ(快適環境)の充実は、ヒトの運動適応能力を徐々に劣化させています。人類が獲得した合理的な運動適応能力のメカニズムを明らかにすることによって、将来の望ましい生活環境と健康の維持への示唆が得られます。ヒトの運動適応能力は分子・細胞レベルから個体レベルに至る生体機能の統合、つまり全身的協関(whole-body integration)に依存するため、そのメカニズム及び生活・文化との相互関連を考察することが重要です。
 今回は、ヒトが獲得した直立二足歩行・走行による持久運動能力は進化にとって重要な適応能力であることに着目し、持久運動能力が獲得されたメカニズムについて議論します。
題目 ヒトの進化と持久運動能力
概要  長時間の活動を可能にする持久的な運動能力の進化は、厳しい自然への環境適応能力と共にヒトが地球上に広く分布して生存する上で不可欠でした。とくに、ヒトは直立二足歩行・走行による酸素消費機能の適応、弾性のあるアキレス腱や頑丈な股関節、さらに発汗による優れた体温調節能力によって「速いピッチでの長距離移動能力」を進化させたと言われています。最近、Lieberman教授たち(2004)は、この様なヒトの全身持久性運動能力の進化が広い地域における栄養価の高い食物の獲得を可能にし、大きな脳が発達したという説を提唱しています。「逃避」や「狩猟」といった場面での移動速度を高める必要性から、長時間にわたって力を発揮する筋肉エネルギー代謝の持続、熱の産生と放熱のバランス、および細胞・個体レベルにおける血液の循環維持能力が発達したと考えられます。さらに、地球上の重力ストレスへの運動適応として、長距離にわたる持続的な移動がヒト特有の機能進化(例、骨格筋の機能分化)を促したと推測されます。
講演者 Daniel E. Lieberman 先生
ハーバード大学・進化生物学科 主任・教授
http://www.oeb.harvard.edu/faculty/lieberman/lieberman-oeb.html
45歳の気鋭の研究者で、研究テーマは幅広く、進化生物学の最先端研究を実施されておられます。
日時 2010年1月9日(土) 11:00~12:30
場所 芝浦工業大学豊洲キャンパス 研究棟5階大会議室
http://www.shibaura-it.ac.jp/access/index.html
東京都江東区豊洲3-7-5
TEL:03-5859-8013
参加申込・
お問合せ
参加のご希望については下記までご連絡願います。

 

【第7回研究セミナー開催案内】
ごあいさつ  人工環境の普及とアメニティ(快適環境)の充実は、ヒトの運動適応能力を徐々に劣化させています。人類が獲得した合理的な運動適応能力のメカニズムを明らかにすることによって、将来の望ましい生活環境と健康の維持・増進への示唆が得られます。
 ヒトの運動適応能力は、分子・細胞レベルから個体レベルに至る生体機能の統合、つまり全身的協関(whole-body integration)に依存するため、そのメカニズム及び生活・文化との相互関連を考察することが重要です。今回は「ヒトの循環機能の全身的協関と運動適応能力」について議論します.
題目 ヒトの循環機能の全身的協関と運動適応能力
概要  直立姿勢をとったヒトは、運動中には活動筋、脳、内臓、さらに熱放散を行うために皮膚へ血流量を確保する必要があり、全身の循環機能の相互調節が不可欠です。しかし、体内の各種情報がどのように協関して循環調節をしているのか、依然として不明です。今回はヒトの運動時における循環調節の全身的協関について議論します。
講演者 Daniel J Green 先生
西オーストラリア大学 スポーツ科学・運動・健康学部
リバプール・ジョン・ムーア大学 スポーツ・運動科学研究所
日時 2008年11月25日(火) 13:30~15:00
場所 神戸大学発達科学部・大会議室 http://www.kobe-u.ac.jp/info/access/rokko/hattatsu.htm
神戸市灘区鶴甲3丁目11
TEL 078-881-1212(大代表), 803-7816(幹事・近藤徳彦)
お問合せ 下記事務局まで

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