日本生理人類学会

樋口重和（九州大学）

第77回大会を福岡の九州大学（大橋キャンパス）で開催いたします。今大会の一日目は「睡眠」をテーマに特別講演とシンポジウムを企画しています。シンポジウムは第13回人類学関連学会協議会合同シンポジウムとして実施します。近年、睡眠の重要性がメディアでも多く取り上げられ、社会的な関心となっていますが、まだ謎に包まれた現象です。私たちの睡眠はどうあるべきかを、多様性というキーワードを切り口に、進化、生理、文化など様々な角度から見つめたいと思います。この特別講演とシンポジウムは公開講演として実施します。

二日目のシンポジウムでは「人工環境へのヒトの適応」をテーマにします。変化し続ける人工的な環境に私たち人間は適応できているのでしょうか。それに答えるためにはどのような研究が求められているのでしょうか。温熱・光・栄養・高齢化・脳・遺伝といった様々な切り口から過去と未来をつなぐ生理人類学的研究のあり方について議論をしたいと思います。
福岡ではぜひ美味しい食べ物もご堪能ください。多くの方々にお会いできることを楽しみにしています。　

[2017/11/01] 大会サイトを開設しました

[2018/02/01] 第2報掲載

[2018/03/01] シンポジウムⅡの情報を追加しました

[2018/03/06] 事前参加登録・演題申し込みフォーム/ 概要提出フォームでの登録受付を開始しました。

[2018/04/13]演題申し込みを締め切りました。

2018年6月16日（土）・17日（日）

九州大学大橋キャンパス　多次元デザイン実験棟
〒815-8540福岡市南区塩原4－9－1
交通アクセス：西鉄「大橋駅」下車徒歩5分 　アクセスマップ

プログラム（予定）：

6月15日（金）

　　◆若手の会（参加費無料・事前登録不要）

　　◆理事会

6月16日（土）

　　◆公開シンポジウム（参加費無料・事前登録不要）　　フライヤーはこちら　　

　　　特別講演　三島和夫（国立精神・神経医療研究センター　部長）

　　　「ヒトの睡眠の多様性：社会時刻とのミスマッチに悩む人々」

　　　シンポジウムⅠ（人類学関連学会協議会合同シンポジウム）
　　　「眠りの人類学：人は夜をどのように過ごしてきたか」
　　　（共催）日本人類学会、日本生理人類学会、日本文化人類学会、

　　　　　　　日本民俗学会、日本霊長類学会　

　　◆一般演題・ポスターセッション

　　◆評議員会

　　◆懇親会（タカクラホテル福岡） 

6月17日（日）

　　◆シンポジウムⅡ：「人工環境へのヒトの適応～過去から未来へつなぐ」

　 　　コーディネーター　 

 　　　　工藤　奨　（九州大学）
 　　　　前田享史　（九州大学）

　 　　パネリスト　 

 　　　　若林斉　　（北海道大学）「温熱と適応」
 　　　　樋口重和　（九州大学）　「光と適応」
 　　　　中村晴信　（神戸大学）　「栄養と適応」
 　　　　村木里志　（九州大学）　「エイジングと適応」
 　　　　元村祐貴　（九州大学）　「脳と適応」
 　　　　中山一大　（東京大学）　「遺伝と適応」 

　　◆一般演題・ポスターセッション

　　◆総会

今回は従来の申し込み方法とは異なり、webフォームを用いての申し込みとなります。演題申し込み期間（2018年3月6日～4月6日）になると各種申し込みフォームへのリンクがオープンになりますので、そこから情報の入力をお願いします。

【事前参加登録・演題申し込みの流れ】

事前参加登録・演題申し込み期間：2018年3月6日（火）～2018年4月6日（金）4月13日（金）12:00　演題申し込みを締め切りました。事前参加登録は5月11日まで受け付けております。

　　１、事前参加登録・演題申し込みフォームにアクセス
　　２、 連絡用メールアドレスを記入
　　３、氏名、所属先情報、会員属性、懇親会参加可否を記入

　　４、支払い時期、研究発表の有無を記入
　　５、（発表有の場合）研究タイトル、発表者、所属名、利益相反を記入

　　６、確認メールが届きます。期限内はメール内URLから情報の修正が可能です。

【概要提出の流れ】

概要提出期限：2018年5月11日（金）

　　１、概要ファイルを作成

　　　・概要フォーマット　ダウンロード　

　　　・概要作成要綱　　　ダウンロード

　　２、ファイルを提出

　　　・gmailアカウントをお持ちの場合：

　　　　　概要提出フォームから概要wordファイルをアップロード

　　　・gmailアカウントをお持ちでない場合：

　　　　　メール添付にて概要wordファイルを提出