Wood/Human Relations研究部会

設立趣旨

 木材(Wood,Lumber,Timber,Holz(獨))は、我々日本人とっても、また諸外国においても昔から住宅、各種構造物、家具、各種道具などとして生活の中に取り入られ利用されてきた材料の一つです。木材は金属やプラスティックあるいは無機系材料とは根本的に異なる点があります。それは生物材料であるということです。樹木として地球上に生きていた生物であるという点です。この点で、材料の中では特異な存在であり、一方、人間にとってはもっとも近しい材料であるといえます。したがって、木材は、「温かみがある」、「自然らしい」、「柔らかい」、などの印象を人に与えるようです。こうした印象はどこから発生してくるのでしょうか。人と同じ生物であったことに関係があるのではないでしょうか。
 このようなイメージはおおいに結構なのですが、木材の使い方に関しては、人が使うものであるにもかかわらず、イメージ以外の科学的な説明が十分できていません。すなわち木-人の関係を科学的に解明することについては十分ではないようです。木については芸術や職人芸の範疇で眺めておいて、あえて木-人の関係を科学することは野暮なのかもしれません。でも木を有効に人の生活に活かして使うことを考えると、木-人の関係を科学してみることがやはり重要に思えてきます。
 そんなわけで、日本生理人類学会の研究部会として木-人の関係を科学する、”Wood / Human Relations”研究部会を発足するにいたりました。木の物性については日本木材学会において多くの物理学的、化学的な研究蓄積がありますが、木-人の関係を研究してゆこうとすると、もう一方の”人”に関する情報抽出手法において未熟な点もあり、その点では日本生理人類学会の皆様の豊富な心理学・生理学の研究蓄積を参考にし利用させていただきながら木-人の関係付けを研究してゆくことが重要であると思ったからです。
 木を利用するのは人間です。木と人との関係を科学して知ること、そして、それを活かした利用方法の提案ができる研究会にできればと思います。企業戦略として木を使いたい方、漠然と木あるいは人に興味がある方のご参加を期待いたします。

活動内容

基本としては1年に4回程度の研究会を開催できればと思っています。
2014年3月6日に京都でシンポジウムを開催します。どうぞ奮ってにご参加ください。

 

 

シンポジウム ~木質内装のエビデンス~
詳細  会告(PDF, 125KB)をご覧ください.
主催 公益社団法人日本木材加工技術協会関西支部
共催 日本生理人類学会Wood/Human Relations研究部会
一般社団法人日本木材学会居住性研究会
日時 2014年3月6日(木)13:00~17:00
場所 京都大学生存圏研究所木質ホール3F大会議室
内容

「木化推進:格好いい木の使い方」 杉本貴一(住友林業(株))

「オフィスにおける木材利用の最先端」 末宗浩一((株)イトーキ)

「無垢床と古い木は人を呼ぶ」 小畑隆正((株)丸嘉)

「Wood/Human Relationsの視座」 信田 聡(東京大学)

「木質環境が人に与える影響」 恒次祐子(森林総合研究所)

パネルディスカッション

会費 主催・共催団体会員:5,000円,非会員:8,000円
定員 70名
申込締切 2014年2月20日(木)(定員になり次第締切)
申込方法 日本木材加工技術協会関西支部のホームページから行ってください.
連絡先

木村彰孝(長崎大学教育学部)
akitaka-kimura@@nagasaki-u.ac.jp
小林大介(横浜国立大学教育人間科学部)
kobadai@@ynu.ac.jp
(@を一つにして下さい)

【第21回講演会】
詳細  会告(PDF, 105KB)をご覧ください。
日時 2013年3月29日(金)13:00~15:00(予定)
場所 岩手大学教育学部(第63回日本木材学会大会会場内第3会場(E22室))
内容 講演会「木質居住空間の快適な音環境を目指して」
講師:末吉修三(独立行政法人森林総合研究所)

参加費 1,000円(資料集代として)
参加人数 先着30名様
申込締切 2013年3月22日(金)までに下記連絡先にご連絡ください。
連絡先

参加を希望される方は、下記までお名前、ご所属、ご連絡先(電話番号、メールアドレス等)をご連絡ください。

小林大介(横浜国立大学教育人間科学部)
kobadai@@ynu.ac.jp
木村彰孝(長崎大学教育学部)
akitaka-kimura@@nagasaki-u.ac.jp
(メールアドレスは@を一つにして下さい)

【第20回講演会】
詳細  会告(PDF, 154KB)をご覧ください。
共催 日本生理人類学会Wood / Human Relations研究部会
(社)日本木材学会居住性研究会
(社)日本木材加工技術協会木質仕上げ部会
日時 2012年3月17日(土)13:00~16:00(予定)
会場 北海道大学 遠友学舎内談話ラウンジ
内容 13:00~14:00 見学会
「北海道大学インフォメーションセンター「エルムの森」及び遠友学舎の見学」

14:00~16:00 講演会
「北海道の木質材料の可能性」
鈴木敏司((株)アトリエアク)

参加費 無料
集合場所 2012年3月17日(土)13時に北海道大学インフォメーションセンター「エルムの森」前に集合(遅れる方は、直接、遠友学舎にお越し下さい。)
参加人数 先着30名様
申込締切 2012年3月8日(木)までに下記連絡先にご連絡ください。
連絡先

参加を希望される方は、下記までお名前、ご所属、ご連絡先(電話番号、メールアドレス等)をご連絡ください。

小林大介(横浜国立大学教育人間科学部)
kobadai@@ynu.ac.jp
森川 岳(森林総合研究所)
tmorik@@ffpri.affrc.go.jp
(メールアドレスは@を一つにして下さい)

過去の活動

【第19回講演会】
詳細  会告(PDF, 132KB)をご覧ください。
共催 日本生理人類学会Wood / Human Relations研究部会
(社)日本木材学会居住性研究会
(社)日本木材加工技術協会木質仕上げ部会
日時 2011年3月17日(木)14:00~17:30(予定)
会場 京都大学農学部総合館(第61回日本木材学会大会会場)内
内容 「京都の木で建てる・京都の木で魅せる」
 南 宗和((株)里仁舎)

「木材量とデザインの差異はヒトに影響するか」
 恒次祐子((独)森林総合研究所)

「木質空間はストレス軽減に寄与するか」
 小林大介(横浜国立大学教育人間科学部)

「木材の誘目性:木が目立つことはいいことか」
 仲村匡司(京都大学農学研究科)
 アイマークレコーディングの実演

参加費 無料
資料代 1,000円(予定)
連絡先 参加を希望される方は、下記の幹事までお名前、ご所属、ご連絡先、(電話番号、
メールアドレスなど)をご連絡ください。

小林大介(横浜国立大学)
 kobadai@@ynu.ac.jp
森川 岳(森林総合研究所)
 tmorik@@ffrpi.affrc.go.jp
仲村匡司(京都大学:日本木材学会居住性研究会幹事)
 nakamasa@@kais.kyoto-u.ac.jp
(メールアドレスは@を一つにして下さい)

 

【第18回講演会】
詳細 会告(PDF, 131KB)をご覧ください。
日時 2009年11月20日(金) 13時~18時半
場所 森林総合研究所(茨城県つくば市)
内容 Part 1 唾液アミラーゼ活性を測ってみる
1) ラボ実験でのケーススタディ 森川 岳(森林総合研究所)
2) フィールド実験でのケーススタディ 小林大介(横浜国立大学)
3) 自分を測る:精神負荷および嗅覚刺激を受ける前後での自身の唾液アミラーゼ活性の変化を,全参加者が調べます.

Part 2 自律神経系反応,中枢神経系反応を測ってみる
 森林総研所有の装置を用いて,同一刺激を与えられた時の複数の被験者の反応を観察します(デモンストレーション).

Part 3 フリートーキング(情報交換会)
話題提供
1) 唾液アミラーゼ測定恨み節(仮題) 中村智彦(東京大学大学院)
2) 高齢者施設は大変です(仮題) 櫻川智史(静岡県工業技術研究所)

会費 2,000円(唾液採取用チップ代,資料集代)
情報交換会 3,000円(学生1,000円)
申込先 講演会への参加を希望される方は,下記の幹事まで,お名前,ご所属,ご連絡先(電話番号,メールアドレスなど)をご一報下さい.なお,設備の関係で定員を先着30名といたします.

小林大介(横浜国立大学)
 kobadai@@ynu.ac.jp
森川 岳(森林総合研究所)
 tmorik@@ffrpi.affrc.go.jp
仲村匡司(京都大学:日本木材学会居住性研究会幹事)
 nakamasa@@kais.kyoto-u.ac.jp
(メールアドレスは@を一つにして下さい)

【第17回講演会】
日時  2009年1月16日(金)15:00~17:00
場所 東京大学弥生講堂内会議室
(〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学部内
 Tel:03-5841-8205,Fax:03-5841-8206)
 地下鉄南北線「東大前駅」下車1分。
 地図を希望される方にはファクシミリでご送付致します。
発表タイトル 「木質材料と室内空気質 ~北海道内の測定結果を中心に~」
概要 平成15年7月の建築基準法改正に伴い,木質材料の低ホルムアルデヒド化が進んだことは記憶に新しい。一方,省エネルギー観点から推進される住宅の高気密化に関しては,室内空気が悪化するのではないかとユーザーサイドから懸念される場合が多い。そこで,全国でも特に高気密化が進んでいると考えられる北海道内の100件弱の新築建築物において,空気質測定を行った結果を紹介する。
 また,いまだ残される学校内の空気質問題の現状と対策事例および,海外における人を指標とした空気質評価手法の紹介等もあわせて行う予定である。
発表者紹介 北海道立林産試験場
性能部 性能開発科
朝倉靖弘
参加費 学会員:1000円
非会員:2000円
学生:500円
(資料集代ならびに講師交通費の一部として当日徴収させていただきます。)
申込先 幹事 森川 岳 
独立行政法人 森林総合研究所
構造利用研究領域 木質構造居住環境研究室
〒305-8687 茨城県つくば市松の里1
Tel 029-829-8310
Fax 029-874-3720
e-mail tmorik@@ffpri.affrc.go.jp
(メールアドレスは@を一つにして下さい)

事務局

部会長 信田 聡 (しだ さとし)
 東京大学大学院農学生命科学研究科生物材料科学専攻
 生物材料物理学研究室 助教授
 Tel・Fax:03-5841-5251 
 e-mail:ashida@@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp

幹事 木村 彰孝 (きむら あきたか)
 長崎大学教育学部生活健康講座技術専攻
 Tel:095-819-2362 Fax:095-819-2362
 e-mail:akitaka-kimura@@nagasaki-u.ac.jp

幹事 小林 大介(こばやし だいすけ)
 横浜国立大学教育人間科学部技術教育講座
 Tel:045-339-3445(研究室) Fax:045-339-3345(共通)
 e-mail:kobadai@@ynu.ac.jp

(メールアドレスは@を一つにして下さい)

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